紫根

中国・韓国・日本に分布する多年草「ムラサキ」の根を乾燥させたものです。

 

中国最後の薬物書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」には「紫草」の名で収載されています。


紫根には、和漢で使用される硬紫根と、主に染料に使用される軟紫根があります。


紫根を使った染物は、遣隋使によって日本に伝えられました。

 

ムラサキの栽培は奈良時代に日本で始まりましたが、紫色は天皇や貴族にしか許されない高貴な色であったため、厳しく管理されていました。

 

一方、江戸時代後期に「紫根」を使用した有名な薬が生まれました。外科医として有名な華岡青洲が考案した外用薬「紫雲膏」は紫根と豚油を含む軟膏です。


現在医薬部外品原料規格に紫根抽出物やシコニンが収載されており、肌荒れを防ぐ効果、ハリ・弾力などの改善効果に注目が集まっています。


日本オリーブでは、硬紫根を使用しており、化粧品配合成分名は「ムラサキ根エキス(天然保湿成分)」です。


 ※現在、「ムラサキ」は日本では絶滅危惧種に指定され、幻の薬草と言われています。

天然保湿成分「ムラサキ根エキス」

和漢植物「ムラサキ」の根=「シコン」から得られるエキスです。

 

そのエキスは、鮮やかな赤色あるいは高貴な紫色をしています。

うるおい効果が高く、健やかなお肌を保つための成分です。